1,400万円で実家を建て替える

手持ち資金で実家建て替えに挑戦するブログ

基礎完了

仕事が火を吹きブログを放置していたが、長期連休に入ったのでちょっと実家の様子を見てきたら、もう基礎ができていた。完成まではあと三か月らしい。

この一か月半の間、秀光ビルドも社としての品質対策を決めたようで、ある日営業さんから第三者機関検査を導入することになりましたと連絡を受けた。理にかなった対策だと感じた。一方で私はすでに検査を手配しているので、ダブルチェックになりますがいいんですかと聞いたが、良いとのこと。

検査が二重に入るせいか、かなり気を付けて施工をしてくれているらしい。長井さんのところの検査も、背筋、基礎は指摘なし。かなり丁寧にやってくれているとのご意見だいき、率直に言ってありがたいと思った。

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↑実際形になってくるのを見るとかなりわくわくする。昨年末のあのジャングルのような状態からよくここまできたものだ・・・。

三者面談

三者面談が終わった。1600ごろ事務所に着くと他のお客さんはゼロでしんみりとしていた。時節柄というやつだろう。三者面談は淡々と終わった。最後に営業さんから、改まった感じでもうご存知ですよねと尋ねられたので、例の記事の件ですよねと返した。現場は火消しに追われているようだ。そこにいた母と兄はネットをやらないので全く知らない話である。私からは、驚いたけど、あまり気にしてないと答えた。また、監督さんの名刺を頂けたので、改めて検査会社さんにご連絡させてもらうとも伝えた。先方にも既に伝えていた件ではあるが、やはりちょっとの気まずさが残った。ちなみに検査を依頼したのはカノ厶の長井さんだったりする。秀光ビルドからその名を聞いて断られるということはなかった。最近のブログでは、秀光さんは不具合対応はきちんとやるよとの記述があった。信じたい一節である。

秀光ビルドの欠陥住宅リスク?

ブログを放置している傍ら、伐採抜根もおわり、あとは三者面談の後着工というところにきている。そんな中、妻から秀光ビルド文春砲の記事が送られてきた。いわく、大丈夫?と。ざっと読んで、カタログスペックは凄いけど異常に安いのはそういうことなんだなと率直に思った。外壁がキャンペーンで親水セラになると浮かれていたがちょいと残念な気分である。

そんな中自分の決断を正当化しようと、とりとめもないが考えをまとめてみようと思う。まず、前提として不良品は何をやっても出る。私の働いている業界(自動車部品)でも、一生懸命部品を標準化して作業の機械化やルール化でばらつきを排除しても出るものは出る。でもその出る割合がほんのちょっとだけなら、まあいいだろうとなるんだけど、ちょっと不良出過ぎだよねとなると、私の業界だと工程能力が無いなんて言われて、そのとき、何をするかと言うと全数検査で選別する。
住宅業界の事情はよく分からないが、家の組み立ては全て人が行う超労働集約型だから、管理がなってなければ作業の質もばらついて、放っておいたらまずいことになってました!なんてことは十分ある気がする。元記事のように、一人の監督が何軒も工事掛け持ちしてたらなおさらだ。というわけで家造りは工程能力なしと思っていたほうがいいだろう。
さすれば対処法は全検である。ただ私が仕事をほっぽって遠い実家まで通い詰めたら家が立つ前に妻がぶち切れるだろう。なので、その手のプロに頼むつもりである。実は見積も出ていてざっと25万円也。これは必要経費と思うしかない。後は工事監督さんの名前を検査会社に伝えるだけなのだが、いまに至るまでなかなか連絡がこない。三者面談は今週末なのだが...。色々とお察しするご時世である。
(とりとめもなく追記)全検やってさえすればokということでもなくて、他にもその会社で一番数が出てて慣れてそうな仕様で注文するとか、他にも手はあると思う。

ハウスメーカーを選ぶ3(秀光ビルド vs アイダ設計)

私事から入って恐縮だが、ある日突然インド出向を命じられた。来年1月から期間は3~4年。そろそろ来るかな感があったので、驚きはなかったし、むしろ私は結構乗り気なのだが、妻にとっては衝撃的だったらしく、さめざめと泣かれた。そんなに嫌なのか・・・。帰趨はゆっくり考えるが、実家建て替えにかけられる手間暇は減らざるを得ないだろう。

さて、これから本題。アイダ設計から最終見積が来たが、結論としては秀光ビルドに決めた。アイダの提示価格は秀光と同じく1,250万円だったが、グレードは秀光が上と判断。地震対策は秀光はX-wall+GVA制震つきに対しアイダは面材+筋交いのみ。サィディングはアイダ14mmに対し秀光16㎜の親水パワーコート、断熱性能も秀光のサーモスHサッシ+ウレタン吹付に対しアイダはアルミサッシ+標準グラスウール。カタログスペック上の商品力は、秀光ビルドが驚異的と言わざるを得ない。施工品質は謎だが。

という次第で、アイダ設計と、タマホームに断りの電話を入れ、秀光さんに決定の旨伝えたのが二週間前、結婚記念日の先週は家のいの字も封印して、契約は今日交わしてきた。ひと月後くらいに三者面談をし、4月頭に着工、8月盆休みには引き渡しという日程感らしい。向こう数か月が山である。

 

ハウスメーカーを選ぶ2(タマホーム vs 秀光ビルド)

タマホーム、秀光ビルド、アイダ設計と打ち合わせを進めており、タマと秀光とは最終打ち合わせまで完了した(アイダは最終見積もり待ち)。そういう次第で、まずはタマ vs 秀光の結論を出したい。現時点の提示価格は価格はタマ1420万円(木麗な家) vs 秀光 1250万円(いずれも建物のみ、税込)で、170万の値差がある。焦点は、この値差をタマホームが埋められるかにある。項目別に比較を実施し、際の程度を主観で値付けして、積み上げた差額が170万円を超えればタマ、そうでなければ秀光に決定したい。


1)耐震性能:たぶんタマの勝ち? +20万円
タマホームはタマは構造用面材で家を囲い、適宜筋交いを入れる方式で耐震等級3、これに対し秀光ULの標準は面材を用いず、筋交いのみで等級はたぶん1。しかし秀光は筋交いの一部が制振ダンパーになり、さらに私の場合はGVAのハイブリット仕様にしている。初期剛性はタマのほうが間違いなく高いが、熊本地震のような繰り返し地震にたいしてはこっちのほうが強い(by 秀光の支店長)。正直どちらでも今のボロ家よりは強くなるのは確実なので、あまり深く考えずお上が認めた基準上優れているタマに軍配をあげたい。構造材は尺モジュールのため両者とも3.5寸で差はなし(タマはメーターモジュールで4寸になる)。材料の出どころはタマは七割国産材、秀光は不明。間柱はホワイトウッドらしいが。

2)断熱性能:タマの勝ち +20万円
 面材で囲い、さらに高性能グラスウール105mmで断熱するタマのほうがさすがに暖かいと思う(すごく主観)。さらにタマはキャンペーン中でリクシルサーモスⅡが選べるため秀光に並んだ。秀光はウレタン吹付80mmくらい(確か)。標準仕様は面材なし。面材(ダイライト)をオプションでつければ断熱性能もアップしそうだけど、制震の考え方とずれるので、やめておいたほうがいいような気がするので手を付けない。透湿防水シートを遮熱タイプに変えるという手もあると思ったが、効果は眉唾ですぜという話。総合でタマの勝ちか。

3)外壁材のメンテ性 タマの勝ち +20万円
 標準仕様では両社ともケイミュー 16㎜ 親水パワーコートクラスになるが、たまたまタマはキャンペーン中で親水セラ級の外壁材と高耐久シーリングが選べるらしい(秀で光は高耐久シーリングのみ)。これはポイント高い。タマの勝ち

4)屋根材 秀光の勝ち ▲20万円
 タマのコロニアルクアッドに対し秀光は軽量瓦(ROOGA)。

5)長期優良仕様 タマの勝ち +12万円
タマは5万円くらいのオプションで長期優良住宅の申請ができる。これの効果が、登録免許税と、固定資産税半減措置の2年の延長分を含めて、ざっと12万円。正当に評価したい。秀光では税金減では賄えないくらいの金額増になるらしい。

6)設備関係のオマケ タマの勝ち +50万円
かなりタマが魅力的なキャンペーンをやっていて、驚いた。今ロハでついてくるのが、食洗機、カップボード、対面収納付キッチン、風呂のアップグレード、洗面化粧台の900幅化、玄関収納大容量化、さらに床材の最高グレード品アップデートに加えて稼働棚まだついてくる。しまいにはエアコン二台もタダですぜという次第だ。これはすごい。ざっと70万円くらいか? これに対して今だけですぜということで秀光もテレビと電子レンジをつけてくれた。ざっと20万円というところ。50万円分タマの勝ちとしたい。


1)~6)を足すと102万円となり、170万円には届かない。残りの値差を目に見えない部分の品質の差に求めるか、アフターサービスに求めるかになるが、私はそこまでの価値はないかなと思う。そうなれば今回の選択は秀光ビルドだ。そもそもタマは予算オーバーという身も蓋もない話になるが、やはりタマのメイン顧客層は木麗な家がせいぜいという私のような奴ではなく、主力製品の大安心の家を買える世帯になるのだろう。私自身の家を建てる機会があったら、たぶん、大安心の家で検討するだろうなと思う。また営業の印象と間取りはタマが一番だった気がする。

ありがとうございましたタマホーム。また、秀光ビルドのコスパは噂通り凄い。アイダ設計の最終見積もりがこれを超えることはあるのだろうか? 

ハウスメーカーを選ぶ(タマホーム vs 秀光ビルド vs アイダ設計)

このところ抜根DIYブログになりかけているので、ブログ発起当時の初心に立ち返り、家づくりに焦点を当ててみたい。世の中にはかなりたくさんのハウスメーカーがあるようだが、そんなに検討対象を手広く広げるとパンクしそうなので、せいぜい相見積は三社くらいかなと考え絞る。私の予算から言ってお手頃予算系のメーカーに絞らざるを得ないのだが。世の中にはどうも予算2,000万円もありませんと言った瞬間お前は既にお呼びじゃねえよとぶぶ漬け食わされる冷たい世界があるらしい。そんなことされたら一生忘れないほど傷つくだろう。

そういう次第でまず選んだのがまずタマホーム。これは誰もが知ってる枠で選んだがたぶん予算オーバー。あとはなんか驚異的コスパとネットで評判が立っている秀光ビルド、私の住む地域に最近支店ができいて、私はコスパという言葉に弱いためピックアップしたため結構本命くさい。あとはメールのやりとりだけで見積もり出しますよ言うアイダ設計。これはがつがつ来なさそうなのに好感を持って選定してみた。

これらメーカーとだいたい2~3回の打ち合わせ済で、プランも微調整の段階にきている。ざっくりした感想だが、まずこの業界は対面営業の顔面レベルが高い。
タマ・秀光の営業はすらりとした美男子でびっくりした。新築に夢見るマダムを甘いフェイスでもっといい気分にさせて釣るということなのか・・・。そして釣るやいなや、支店長クラス(どこもかなり威圧感がある)に押し切られ判子を押させるというビジネスモデルなのだろう。一方女性もこれは顔で選んだなという人が多い。リクシルショールームは機械がなければ上品なキャバクラという風情だ。こういうきらきらした光景の中に、私は世の中の本質を見る思いで、心に若干のすきま風が吹いた次第だ。ただそんな中、アイダ設計はお気楽中年OLみたいな人が出てきてかなり好感を持った。

肝心の家の見積もりだが、メーカーに払う建築費+付帯工事でタマは1,420万(木麗な家)、秀光は1,250万(UL+GVA ハイブリット)、アイダは1,320(Bravo Standard)万円の見積もりが出ている。この費用には地盤改良、登記、解体、カーテンやエアコンなどは含まず、含めばだいたい+250万くらい。というわけでタマはいきなり予算オーバー。他の二社も地盤改良確定した瞬間終わりという次第である。

ブログタイトルが羊頭狗肉になってしまうが、金策がないわけではないので、仕様のグレードダウンはせず、まだこの線で検討を進めていきたいと思う。個人的な印象では、タマホームと秀光ビルドのどちらかかなと思う。タマホームは耐震等級3の長期優良仕様という点が売り。秀光ビルドは耐震投球は1だが、制振+GVAハイブリット仕様のため、地震対策への切り口が違うため、自分の中でまだタマとの優劣がつかない。ただ気密性とか断熱性は面材で家を囲むタマホーム方式のほうがよさそうな気もする。でも秀光はウレタン吹付らしい(タマはグラスウール)。しかもサッシがリクシルサーモスH(タマ木麗な家はアルミサッシ)。屋根材も軽量瓦(タマ木麗な家はコロニアル)。なんか価格は170万安いが、使っているもののグレードは秀光のほうがいいような気がする。ちょっと2社を比較すると面白そうなので、ちょっと深堀して結論をだそうと思う。そういえば秀光の支店長が競合はタマホームですと言った瞬間、タマ呼ばわりしていたが、何か過去にドラマがあったのだろうか。そこも気になる次第である。残念ながらアイダ設計は価格と営業の好感度は高いが、仕様グレードが一段落ちる気がする。コロニアル瓦、アルミサッシ、14㎜サイディングなどなど。うち、社長が上場したいと言っているんで、今かなり値引きとオマケきますよという言葉に釣られてまだ残しているが、そんなに期待はしないほうがいいかなと思う。私はコスパしか見ない。

伐採抜根6

今週も伐採抜根とハウスメーカー打ち合わせ。正直打ち合わせより木を抜いてるほうが楽しい。今日片付けたのは以下のエリア。

 

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まずは笹。かれこれ40年伸び伸びと放置されて見事に茂った。直径1mを超えるくらい。根は浅いが、数が多いので1tホイストでは力不足と判断し2tホイストを採用。

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これが間違いだった。幹と幹との間に空間があるので、なかなかきちんと締まらない。三ストロークくらいを空費してようやく引き締まり始めたが、2tホイストはくそ重いのでそのころにはすでに激疲労。

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 倒れ始めたらあっさり根がぶちぶち言い始めた。 

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ようやく陥落したが、これだけで1時間半。下手な木よりつかれた。1tホイストでよかったかも。ここで打ち合わせに出かける。

帰宅後、気を取り直して次は立派な木2本を片付ける。これも樹齢40年以上を数え、樹高も3m超える。母曰くこの木も鳥が勝手に種を運んできたと。すげえな鳥。

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まずは伐採。

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そして抜根。

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幹は太かったがけっこうあっさり陥落。抜根スキルがあがったということだろうか・・・。

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もう一本も淡々と陥落。 木の根にけっこうセミの幼虫が張り付いてて良心が傷んだ。南無三。

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他のハウスメーカーの打ち合わせがあるため、そろそろ時間切れ。あとは小物級を数本抜いて本日は終了。抜根はあと1日2日かければ蹴りがつきそうな気がする。そろそろ家の仔細を詰めていかねば・・・。

今日使ったお金: 0円

使えるお金:あと13,892,122円