1,400万円で実家を建て替える

手持ち資金で実家建て替えに挑戦するブログ

ハウスメーカーを選ぶ2(タマホーム vs 秀光ビルド)

タマホーム、秀光ビルド、アイダ設計と打ち合わせを進めており、タマと秀光とは最終打ち合わせまで完了した(アイダは最終見積もり待ち)。そういう次第で、まずはタマ vs 秀光の結論を出したい。現時点の提示価格は価格はタマ1420万円(木麗な家) vs 秀光 1250万円(いずれも建物のみ、税込)で、170万の値差がある。焦点は、この値差をタマホームが埋められるかにある。項目別に比較を実施し、際の程度を主観で値付けして、積み上げた差額が170万円を超えればタマ、そうでなければ秀光に決定したい。


1)耐震性能:たぶんタマの勝ち? +20万円
タマホームはタマは構造用面材で家を囲い、適宜筋交いを入れる方式で耐震等級3、これに対し秀光ULの標準は面材を用いず、筋交いのみで等級はたぶん1。しかし秀光は筋交いの一部が制振ダンパーになり、さらに私の場合はGVAのハイブリット仕様にしている。初期剛性はタマのほうが間違いなく高いが、熊本地震のような繰り返し地震にたいしてはこっちのほうが強い(by 秀光の支店長)。正直どちらでも今のボロ家よりは強くなるのは確実なので、あまり深く考えずお上が認めた基準上優れているタマに軍配をあげたい。構造材は尺モジュールのため両者とも3.5寸で差はなし(タマはメーターモジュールで4寸になる)。材料の出どころはタマは七割国産材、秀光は不明。間柱はホワイトウッドらしいが。

2)断熱性能:タマの勝ち +20万円
 面材で囲い、さらに高性能グラスウール105mmで断熱するタマのほうがさすがに暖かいと思う(すごく主観)。さらにタマはキャンペーン中でリクシルサーモスⅡが選べるため秀光に並んだ。秀光はウレタン吹付80mmくらい(確か)。標準仕様は面材なし。面材(ダイライト)をオプションでつければ断熱性能もアップしそうだけど、制震の考え方とずれるので、やめておいたほうがいいような気がするので手を付けない。透湿防水シートを遮熱タイプに変えるという手もあると思ったが、効果は眉唾ですぜという話。総合でタマの勝ちか。

3)外壁材のメンテ性 タマの勝ち +20万円
 標準仕様では両社ともケイミュー 16㎜ 親水パワーコートクラスになるが、たまたまタマはキャンペーン中で親水セラ級の外壁材と高耐久シーリングが選べるらしい(秀で光は高耐久シーリングのみ)。これはポイント高い。タマの勝ち

4)屋根材 秀光の勝ち ▲20万円
 タマのコロニアルクアッドに対し秀光は軽量瓦(ROOGA)。

5)長期優良仕様 タマの勝ち +12万円
タマは5万円くらいのオプションで長期優良住宅の申請ができる。これの効果が、登録免許税と、固定資産税半減措置の2年の延長分を含めて、ざっと12万円。正当に評価したい。秀光では税金減では賄えないくらいの金額増になるらしい。

6)設備関係のオマケ タマの勝ち +50万円
かなりタマが魅力的なキャンペーンをやっていて、驚いた。今ロハでついてくるのが、食洗機、カップボード、対面収納付キッチン、風呂のアップグレード、洗面化粧台の900幅化、玄関収納大容量化、さらに床材の最高グレード品アップデートに加えて稼働棚まだついてくる。しまいにはエアコン二台もタダですぜという次第だ。これはすごい。ざっと70万円くらいか? これに対して今だけですぜということで秀光もテレビと電子レンジをつけてくれた。ざっと20万円というところ。50万円分タマの勝ちとしたい。


1)~6)を足すと102万円となり、170万円には届かない。残りの値差を目に見えない部分の品質の差に求めるか、アフターサービスに求めるかになるが、私はそこまでの価値はないかなと思う。そうなれば今回の選択は秀光ビルドだ。そもそもタマは予算オーバーという身も蓋もない話になるが、やはりタマのメイン顧客層は木麗な家がせいぜいという私のような奴ではなく、主力製品の大安心の家を買える世帯になるのだろう。私自身の家を建てる機会があったら、たぶん、大安心の家で検討するだろうなと思う。また営業の印象と間取りはタマが一番だった気がする。

ありがとうございましたタマホーム。また、秀光ビルドのコスパは噂通り凄い。アイダ設計の最終見積もりがこれを超えることはあるのだろうか?