伐採抜根2
連休もあと2日で終わるので、淡々と抜いてゆく。
レバーホイスト抜根法(c)のすばらしい生産性向上に感動し、工数30分/本 宣言をしてしまったが、実際にやってみるとそんなにそんなに単純な話ではないことが分かってきた。ホイストは重く、スリングかけは疲れるし、レバーを締めていく過程も力仕事である。木も一発で抜けるとは限らない。苦労して抜いても後々処分もしなければいけない。仕事が始まったら残業嵐のため、実家にもそう行けず、1月中決着は無理なような気がしてきた。
そこで休憩がてら効率的な進め方を考える。このくそ重いホイストを抜根のたびに動かすのは苦行なので即刻やめたい。さすれば支点は固定するべきだ。支点となるのは諸々の庭木の中でも最も幹が太いやつにする(安定してそう)。正確に測っていないが幹の太さは30cmは優に超えている。位置関係を図にすると以下である。
最後はこの超太い木とガチンコ勝負になるのだろうが、それは他のをなんとかしてから考えよう。というわけで抜いてゆく。
揺るぎない支点。王者の風格を感じる。樹齢70年近いらしい。
根がたくさんあって手ごわいかなと思ったが、そうでもなかった。樹高が大したことがないからか。
こいつは樹高がかなりあり、幹も20cmを超えている。こいつとの戦いが今日のハイライトだった。
一生懸命締めるが、斜めには倒れるものの、根の部分に効いている感じがしない。そこで地上1mくらいまで残してそれ以外は伐採し、再度引き始める。
くそ重いレバーを引いていると、土が盛り上がりはじめ、ぶちぶちという音が聞こえだす。ここまで来ると行ける感が出てくる。
しかし締め代いっぱいまで引いて、木は倒れても、まだ根が張っていて。抜けない。仕方がないので支点を反対側の木にしてまた締める。
そうこうしてようやく抜ける。格闘時間は1時間。つかれた・・・。精魂使い切ったところでタイムオーバー。今日抜けたのは10本ほど。視界もだいぶ開けてきたが、まだ画像の見えない部分に樹木が生い茂っている。
かなり疲れたが、飯は非常にうまかった。
今回使ったお金:12,960円
レバーホイスト(2ton) ・・・8,980円
←間違えて注文してしまったが、結果的にこちのほうが使いやすかった
ロープ(30m) ・・・3,980円
←超太い木を支点にするには長いロープが必要
使えるお金:あと13,962,822円